前回に引き続き、今回もパートで働いている看護師の意見としてちいちゃんに思うところを訊いてみました。今日のテーマは「パートに向いているのはどんな人?」です。
パートのナースに向いている人とは
1.基本的な性質・姿勢
まず、単発のパートとかは極端に向き不向きが出るところ。全体的な業務の流れを素早く把握して、臨機応変に順応できる人の方が絶対に向いているとのこと。
いつもの業務の流れじゃないと動けない人や「私の方法が正しい」とこだわってしまう人は要注意。スキルレベル云々ではなく、郷に入っては郷に従う姿勢の方がうまくいくようです。
2.業務内容(職場)
そもそもパートという雇用形態で働いている背景には家庭の事情があるケースが多いものの、スキルアップ、キャリア形成のためにチャレンジングな職場を求めて登録している若い人もいるようです。特にスーパーナース、応援ナースなど単発の仕事は高給なので、外科やERなど、ハードな職場を選ぶ人もいるとか。なんだかドラマの登場人物みたいですね。
反対に、内科や老人病棟、介護施設などの比較的緩やかな職場で働くパートの看護師は、40代後半〜70代とベテラン層がほとんど。
なるほど。また、老人相手の職場は限られた医療行為しかできない場が多いということも若い人に敬遠されがちなポイントだとか。そこで働く間に自分のスキルが潰れてしまうんじゃないか、という恐怖で長く働けないと言います。なんだかすごく腑に落ちました。
3.介護スタッフとの関係性
30代〜40代はまだ子どもに手がかかり、共働きでないとやっていけない年代です。介護スタッフは、常に募集しているので入りやすい職種。若い人は辞めてしまうことも多いけれど、子育ての合間に働けるよう、ヘルパーの資格をとって就職する人も多いとか。
というわけで、まとめてみました。
・職場ごとの要求に臨機応変に対応できる、柔軟性のある人
・自分のスキルレベルやライフステージを把握した上で職場を選べる、主体性のある人
・現場の他のスタッフとの信頼関係を築ける、コミュニケーション力のある人
そんな特別なことはありませんよね?
求められるのは特別に秀でた能力や精神力、体力ではなく、あくまで姿勢や意識の問題です。即戦力として期待されるレベルの仕事ができるかどうか(こちらの期待とズレていないか)は、仕事の紹介後、面接等を踏まえて見極めていけば良い話なので。
ちいちゃんの職歴や経験を基にした独断ではありますが、やってみようか考えている方、自分の適性に自信がない方の参考にしていただけたら嬉しいです。
評価 | |
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実績 | 定年後最初の転職と現職の2件はここでの紹介によるもの。求人件数も多数。 |
登録者との関わり方 | 地区ごとに担当がいる。仕事のスタイルや希望する業務内容について対面で話をし、その上で紹介してもらう方法。求職中は毎日のようにメルマガで求人が届く。 |
ポイント | 特に今回の担当の人がとても親切で印象的だった。面接に際して履歴書の書き方までアドバイスをくれた。 |